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旅の1コマ #55

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スリランカサーフィン日記

国営バスを西へ乗り継ぎアルガンベイを目指す。
ジャングルを抜ける道がスリランカ民族紛争の前線に近く何度も検問を受けた。
なぜかジャングルの手前でバスが引き返してしまったので、最後は魚を積んだ
トラックをヒッチすることになってしまう。
ジャングルの中は地雷注意の看板があったので、検問の合間に姿を現す象が地雷
を踏まないか心配になった。

レンタルボードの長期割引交渉をした海の家の主人が、とても気持ちが良かったので、
三食付きで海の家に寝泊りさせてもらうことにした。
フランス人のモーガンもそこに泊まっている。彼はとてもサーフィンが上手かった。
そしてオシャレだった。僕はポロシャツを着てサーフィンをする人をはじめて見た。
赤い海パンに白いポロシャツでチューブから出てくるモーガンは見惚れてしまうほど
かっこが良かった。

僕も赤い海パンだった。街で買ってきた赤い海パンは、たった2ラウンドでキンタマの
ところから背中のところまで完全に破けてしまった。インナー付きで助かった。

2ラウンド目は夕暮れ時でイスラエル人の女の子と2人きりだった。
流されてしまった彼女の帽子を取りに行ってあげたりして、、
いい雰囲気で波をまわしてたのに、お尻は完全に破れてたのね、、
なんで言ってくれなかったんだろう。

幼少期をジャングルで過ごした海の家の主人は、夕食の時はいつもジャングル時代
の話をした。象が体当たりしても絶対に倒れないツリーハウスの作り方とか、
誤って切り落とした指を蜘蛛の巣を巻いてくっつけたとか、乾燥したヒトデを煎じて
飲むとアルコールが飲めなくなるとか、片言の英語とジャスチャーで真剣に話すのが
ホントっぽくて面白かった。

サーフィンをして釣りをして魚を食べてござで寝る。
とてもプリミティブな一週間だった。

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モーガンと海の家の家族

>> triplite.org

旅 | Posted by: aka

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