初日に行われたシンポジュウム
「アール・イマキュレと芸術人類学」に参加してきました。
アール・イマキュレとはダウン症の人びとが作り出す芸術作品です。
シンポジウムでは
「アール・イマキュレ」ダウン症の人々のアートと、
「アール・ブリュット」統合失調症や自閉症の人たちのアートを比較しながら、
人間の裸の心、コトバや表情になる前の無意識が何を作り出すのかについて、
小学校の体育館で四時間にわたりパネルディスカッション。
とても深い興味深い内容でした、、
アール・イマキュレには、攻撃性や暴力性が皆無です。
原理的に存在していないそうです。
色のぶつかりのない、調和に満ちた圧倒的なポジティブの世界です。
本来、人間の心の奥底はこんなにハッピーかもしれないのです、、という展示会。
とても、ハッピーな気分になります、、
展示は今週末までやってます。>>http://www.tamabi.ac.jp/iaa/toptopic/
2009.06.17 | Art | Posted by: aka | Comment: 0 | Trackback: 0
東京都写真美術館に行ってきました。
時間が無かったので展示だけ見てきました。有料の上映もあります。
一番印象的だったのは、クリス・バーデンの「クリス・バーデン・プロモ」という作品(1976)
テレビコマーシャルの枠を自分で買って、クリス自身のプロモーションを放映した作品?で、
CMの中で制作費を紹介した後に、レオナルド・ダ・ビンチやピカソと自分の名前を並べた
バカらしいCMは、メディアとお金のシビアな関係を皮肉っていてかっこよかった。
彼はベトナム戦争当時、ボーイング747に向けてピストルを発砲した「747」や
友人にライフルで自らの腕を撃たせた「shoot」などの作品を発表しています。
「747」1973年
「shoot」1972年
エルサレム賞での
スピーチ「壁と卵」の比喩に通じるものを感じます。
それと、アンディ・ウォーホルの作品
「screen test」の岸田今日子が
かわいかったので思わずパチり。
今週末までやってます。
2009.02.27 | Art | Posted by: aka | Comment: 0 | Trackback: 0
シンプルで力強く、そして美しい。
BattlesのPV。最近DVD付きでリリースされて、改めてじっくり見てそんな感想を抱きました。
無秩序な採石場。そこに音と完全にシンクロし計算されたLEDの光とBattlesの面々。
かっこいいです。メイキングを見るとかなり綿密に計算されて作られているかが良くわかります。
手がけているのは、イギリスのLEDライトを使ったインスタレーション集団"
United Visual Artists"。
インスタレーションの他にもマッシブアタックやケミカルブラザーズ、U2などのツアー映像などもやっていて、
LED、照明、映像などを駆使して、クールなことをやっています。
来年の1月に六本木で
UK-JAPAN2008というイベントでインスタレーションを行うみたいですね。
ぜひ行ってみいたいものです。
4年位前に観に行ったMassive AttackのライブもUVAがやってました。
ライブよりLEDの印象の方が残ってます。
2007.11.10 | Art | Posted by: shigi | Comment: 0 | Trackback: 0